ボンポチ

夜、焼き鳥屋で食事。横浜へ来て一番驚いたのは「ボンポチ」の存在が皆無なコト。学生時代横須賀で、おやつ代わりに食べていたボンポチ。ボンポチとは、鶏のお尻の部分の肉というか脂肪というか、プリプリしていて、とてもボリューミー。部活の後の疲労した肉体にギトーッと染みこんできて大変美味だった。当時は確か1本70円くらいだったと思う。立ち焼き鳥食い屋さんがあって、立ったまま店先でワシワシ2、3本食べていた。

それが。

大人になって、横浜へ越したら全く見かけない。たまにあっても「超希少な部分です」とか書いてあって、本数限定な上、高額。えぇ?だって、ボンポチでしょう?と、驚いたのを覚えてる。

友人に「ボンポチおやつ話」を聞かせると、「マジで?だったら今度買って来てよ!」と言うので年に2回程度しか帰らない横須賀に、ボンポチの為だけに帰ったことも。やっぱ、当たり前のようにありました、ボンポチ。さすがに70円よりは値上げしてたけど百円代だったなぁ、確か。あの店が特別なんだろうか?謎だ。

横浜育ち(多分、都内も)の友人は、ボンポチ自体を知らなかったりするし。

今日、行った焼き鳥屋には、メニューにボンポチがあったけど、「1日10本限定」と、赤字で書いてあった。

私にとってはそんな大層なモノじゃないんだけどな。

同じく、部活帰りに立ち食いしてた、「揚げたてコロッケ」程度なありがたさ。

なぜ、横浜ではボンポチが突如希少価値になるのか、誰か知ってたら教えて下さい……。

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