ムサい稽古場を吹き抜けたサワヤカな風

ソルトの稽古場はムサい。どこがって、全てがムサいのだ。当たり前だけど、そこにワクワクする要素はゼロだ。(芝居を創るということ以外には)しかし、今回の公演の稽古場はちょっと様子が違う。そう、女優さんが参加してくれているのです。男優だけでやってきた、ソルトの稽古場に。しかも、彼女は14歳。まだ中学生なのです。

初めての読み合わせはドッキドキ。なんか、声が澄んでて、高くて、響き渡る感じ。何か話したりすると「ハイ!」とかすっごくイイ返事が返ってきて、妙に照れてしまう私。メンバーもなにかと話しかけたりしてるんだけど、初めての女優を前に、アガリまくっているのが丸見えで可笑しい。すでに、メンバー全員で妹を見守るかのような温かな眼差しを注ぎまくっている、という雰囲気。

今回、もう一人、客演に他劇団の男優さんをお呼びしていて、「自由にやってもらってイイですから」という段階の読み合わせで、毎回、面白い要素を見せてくれたりで、メンバーにはかなり刺激になったよう。

いろんな意味で、バランスがとれたキャスティングが出来たんじゃないかと思う。出て頂く客演の役者さんには感謝。よろしくお願いします。

緊張感もあった上での楽しい稽古場になればナ、と思う。ホン的にはもう少し加筆することになると思うけど、実際に役者さんを前にすると、イメージを強く感じられて、ああ、ここは違ってたナ、などと、修正したい台詞などチラホラ。

と、いう感じで始まりました、ソルト公演稽古。また、いろいろあるんだろうナ、と思いつつ。 頑張ります。

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